「みんな部活どうする?」
「あー、仮入部明日からだっけ?」
自分から言ったもののまだ仮入部届出してないことを思い出す。
「あたしは運動部かなぁ」
と千鶴。
「うちはまだ決まってないー」
と朱理。
「愛菜も決まってないんだよねぇ。捺未はどうするの?」
「あたし?あたしはぁ…入らない…かな?」
東野高校の部活は絶対入部制じゃないから別に入らなくてもいい。
あたしの場合学校がちょっと遠いし、バンドに入ったしまだ決まってないけどバイトする予定だから部活やってる暇なんてないと思う。
やりたいのは一つだけあるけど、あたしが"部活"としてやるのはもう無理。
それ以外には興味ないしね。
「でもせっかく高校入ったんだから部活も楽しまなきゃ」
楽しそうに笑う愛菜に「そうだね」としか返さなかった。
その後も古典の先生がマルフォイに似てるだとか現国の先生が今にも死にそうだとか、数学の先生ヒラメみたいだとか、担任めっちゃいいとか他愛のない話をして過ごした。
終わりの方に朱理があることを提案した。
「あー、仮入部明日からだっけ?」
自分から言ったもののまだ仮入部届出してないことを思い出す。
「あたしは運動部かなぁ」
と千鶴。
「うちはまだ決まってないー」
と朱理。
「愛菜も決まってないんだよねぇ。捺未はどうするの?」
「あたし?あたしはぁ…入らない…かな?」
東野高校の部活は絶対入部制じゃないから別に入らなくてもいい。
あたしの場合学校がちょっと遠いし、バンドに入ったしまだ決まってないけどバイトする予定だから部活やってる暇なんてないと思う。
やりたいのは一つだけあるけど、あたしが"部活"としてやるのはもう無理。
それ以外には興味ないしね。
「でもせっかく高校入ったんだから部活も楽しまなきゃ」
楽しそうに笑う愛菜に「そうだね」としか返さなかった。
その後も古典の先生がマルフォイに似てるだとか現国の先生が今にも死にそうだとか、数学の先生ヒラメみたいだとか、担任めっちゃいいとか他愛のない話をして過ごした。
終わりの方に朱理があることを提案した。


