SEASON

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「捺未のマーデビューにカンバーイ!」

陽生の音頭に6つのグラスが大きく掲げられる。

SEASONのメンバーとマーのマスターとここのバーテンダーのカジさん。

あたしの初ステージを終えて控え室に戻ったらマスターとカジさんが居て今の状態に至る。

控え室に運び込まれた長テーブルには飲み物や食べ物があって、あたしたちはそれを摘んでる。

食べ物はお菓子とかが多くて、飲み物は缶チューハイが殆どだったけどあたしのグラスにはオレンジジュースが注がれていた。

やっぱりあたしはまだ子供なんだってしみじみと思う。

周りのように早く大人になりたい。

「なっちゃん、もっと食べていいわよー!まだまだあるからね」

マスターが差し出したのは出前のピザ。

食欲はなかったけど一応一切れだけもらった。

「捺未が花の女子高生って驚いたよ」

と話しかけてきたのはカジさんさん。

「そうですか?」

「初めて見たときは女子高生には見えなかったからな。普通に女子大生かと思ったし」

「それってあたしが老けてるってことですか?」

「老けてるんじゃなくて大人っぽい、だよ」