「そう聞いたよー」
「そーなんだぁ。あ、でもプログラムに何も書いてないよ?」
朱理の言葉にあたしも生徒一人ひとりに配られたプログラムを見る。
確かに朱理が言ったように明日のプログラムにゲストがどうとかって言うのは何も書いてなかった。
「特別ゲストだからサプライズで出るとか?」
さっきまで聞いてばかりいた千鶴が口を挟む。
「そうかもー。でさ!その特別ゲストって言うのがバンドらしいんだよ!」
「えっ、マジ!?」
愛菜に飛びついた朱理は何を隠そうバンドラブな子。
入学してすぐに好奇心でどんなバンドが好き?って聞いて、返ってきた聞いたこともないバンド名に何も言えなかった。
だから朱理がこの話題に飛びつくのも当たり前。
「ねね、なんてバンドが出るのー?」
「愛菜もそこまでは知らないんだ。ただバンドが来るかも!って先輩から聞いただけだし」
「そーなんだ…まぁ、明日になればわかるしね」
明日が楽しみだねぇ、と朱理に言われ「そうだね」と同意した。
この時はまさかあんなコトになるなんて予想もしなかった。
来るのがあの人だったなんて…ね。
ひがしの祭り2日目。
今日は3年生の演劇が中心の1日。
演劇はクラスごとに別れて指定された席に座っての鑑賞。
なんか全体的にコメディが多かった。
女装して劇に出てる人が多かった。
印象に残ってるのはシンデレラの王子が白タイツにカボチャパンツで白鳥の首を腰に巻いてた事。
「そーなんだぁ。あ、でもプログラムに何も書いてないよ?」
朱理の言葉にあたしも生徒一人ひとりに配られたプログラムを見る。
確かに朱理が言ったように明日のプログラムにゲストがどうとかって言うのは何も書いてなかった。
「特別ゲストだからサプライズで出るとか?」
さっきまで聞いてばかりいた千鶴が口を挟む。
「そうかもー。でさ!その特別ゲストって言うのがバンドらしいんだよ!」
「えっ、マジ!?」
愛菜に飛びついた朱理は何を隠そうバンドラブな子。
入学してすぐに好奇心でどんなバンドが好き?って聞いて、返ってきた聞いたこともないバンド名に何も言えなかった。
だから朱理がこの話題に飛びつくのも当たり前。
「ねね、なんてバンドが出るのー?」
「愛菜もそこまでは知らないんだ。ただバンドが来るかも!って先輩から聞いただけだし」
「そーなんだ…まぁ、明日になればわかるしね」
明日が楽しみだねぇ、と朱理に言われ「そうだね」と同意した。
この時はまさかあんなコトになるなんて予想もしなかった。
来るのがあの人だったなんて…ね。
ひがしの祭り2日目。
今日は3年生の演劇が中心の1日。
演劇はクラスごとに別れて指定された席に座っての鑑賞。
なんか全体的にコメディが多かった。
女装して劇に出てる人が多かった。
印象に残ってるのはシンデレラの王子が白タイツにカボチャパンツで白鳥の首を腰に巻いてた事。


