あたし、「機嫌が悪い」としか思ってなかったけど、みんなは気付いてたのかな?
岩谷さんはそれをわかってあんな話をしたの?
あたしは自分が情けなくなった。
何もわかってなかったとしたら、あたしは海斗のことをうわべだけしか見てなかったんだ。
「由宇希?」
海斗の声に、顔を向ける。
「どうした?
気分悪くさせた?」
「ううん、まさか。
ゴメンね、あたし何も気付かなかった。」
「何、理由はそれ?」
ハアッとため息。
やだ、なんで怒るの?
「あのさぁ、俺は落ち込んで欲しかったわけじゃないんだよ。
由宇希はちゃんと聞いてくれると思って話したのに、何だよそれ。
由宇希は悪くないって言って欲しいだけ?」
首がだんだん下がっていく。
「俺に慰めて欲しいわけ?
由宇希が気付かなかったのは悪くないって。
ゴメンだね。」
初めて聞くような海斗の声。
確かに、道理だ。
あたしは気付かなかった。
ちゃんと可能性を考えよう。
それだけでいいのに、それ以上突っ込んだのは、あたしの被害妄想だ。
「うん。
ゴメン、行き過ぎた。」
だから、そんなに呆れないで。
嫌いに、ならないで。
自分の心の底にある感情に驚いた。
嫌われるのが怖い。
今まで男子にどう思われようがどうでもよかったのに…。
このゲームを始めてから、あたしは変わりまくりだ。
「由宇希、今度は何?」
「え?」
「目ぇまん丸にしてだんだけど?」
やだ。
顔に出てた。
「何でもない、くだらないこと考えてた。」
恐々海斗を見上げると、いつもみたいに笑っていた。
……よかった。
これで冷たい目をされたらどうしようかと思った。
岩谷さんはそれをわかってあんな話をしたの?
あたしは自分が情けなくなった。
何もわかってなかったとしたら、あたしは海斗のことをうわべだけしか見てなかったんだ。
「由宇希?」
海斗の声に、顔を向ける。
「どうした?
気分悪くさせた?」
「ううん、まさか。
ゴメンね、あたし何も気付かなかった。」
「何、理由はそれ?」
ハアッとため息。
やだ、なんで怒るの?
「あのさぁ、俺は落ち込んで欲しかったわけじゃないんだよ。
由宇希はちゃんと聞いてくれると思って話したのに、何だよそれ。
由宇希は悪くないって言って欲しいだけ?」
首がだんだん下がっていく。
「俺に慰めて欲しいわけ?
由宇希が気付かなかったのは悪くないって。
ゴメンだね。」
初めて聞くような海斗の声。
確かに、道理だ。
あたしは気付かなかった。
ちゃんと可能性を考えよう。
それだけでいいのに、それ以上突っ込んだのは、あたしの被害妄想だ。
「うん。
ゴメン、行き過ぎた。」
だから、そんなに呆れないで。
嫌いに、ならないで。
自分の心の底にある感情に驚いた。
嫌われるのが怖い。
今まで男子にどう思われようがどうでもよかったのに…。
このゲームを始めてから、あたしは変わりまくりだ。
「由宇希、今度は何?」
「え?」
「目ぇまん丸にしてだんだけど?」
やだ。
顔に出てた。
「何でもない、くだらないこと考えてた。」
恐々海斗を見上げると、いつもみたいに笑っていた。
……よかった。
これで冷たい目をされたらどうしようかと思った。


