「睦月さん…」


「何だよ」


「帰ったんじゃなかったんですか…?」


「あ~帰ったと見せかけて実は居候させてもらってた」




・・・



そうだったんだ…



あれから何日がたったのか…いないと思ってた睦月さんが急に俺の部屋に押しかけてきた。



話があるのかと思ったのに。


睦月さんは寝転がって俺の本を読んでいる。