同じ歩幅で ～恋、してますか～

私のことをどう思ってはるんやろう。


どういう気持ちでチョコなんかくれたんやろう。




もう年寄りやから、わからへんわ。



ただ･･･

私の中では、会うたびに、美知さんの存在が大きくなってるのは確かや。



どこの店でお茶しようかなって散歩しながら喫茶店を探してると、

無性に嬉しくなって、幸せな気持ちになるんや。




こんな気持ちは何年ぶりやろう。




ええんかな。




こんなおじいちゃんが恋をしても。


誰かを好きになってもええんかな。




美知さんは、この想いを知って、迷惑やと思わへんかな。