†††

気がつくと、

あなたのそばに あたしはいた



強すぎるカラカラの日差しや、

吹き荒れるような強い風から、

あなたはいつも 守ってくれた



あたしに力を 与えてくれるコト



それが

うれしくて、うれしくて、

あたしは目一杯

あなたへの愛を 形にした



両手を伸ばして

あなたをそっと抱きしめる



だけど、

あたしの愛は 永続きしない



神様はあたしから

愛するものを奪ってく



理<コトワリ>



だからといって、

簡単に受け入れられやしない



元気のなくなったあなたのそばを、

あたしは 泣く泣く離れてく。。


もしも元気になったなら、

また、ここに戻ってこられるように

愛の印をそっと残して、

新しい誰かのもとへ 旅に出た


かすかに震えた

あなたの声を 聞きながら



†††~宿木の残酷な片思い