「あのね…。烏丸くんは…A組でしょ?だから…。」 「A組だったら何か問題があるの?」 「えっと…。その…。」 麻由が言いよどんでいると、チャイムが鳴り響いた。 話の続きは昼休みにでもしよう、と私は決めたのだった。