「共生なんかじゃねえよ。」

「え…?」

「…強制、制度…。」

「強制…?」

私は詳しく尋ねようとするも、慶人くんは部屋に入っていってしまった。

強制制度って…どういうことだろう。

疑問に思いながらも、まあ学校に行ってみればわかるよね、と頷いた。

百聞は一見にしかず。

明日から早速星薗に通う。
明日からの生活…。

「前向きにいこー!」