驚く私を無視して、慶人くんは向こうへ歩いて行ってしまう。 そうだ。驚いてる場合じゃなかった。 次は私の番。私はプールに入り、慎重にゴーグルを着けた。 「ではいきまーす。位置について…。」 ピーッと鳴り響く笛。私はただひたすらに泳ぎ始めた。