「す…昴さん…。」 隣で麻由が怯えたような声を出すから、私はギュッと麻由の手を握った。 昴はそんな麻由を無感情な目で見つめている。 「皆さん、ペアで所定の位置に並んでください。」 ザワザワとうるさいプールに、放送が鳴り響く。