「じゃ、いっせーの、せっ!で顔着けようね。」 「わかった…。」 「いくよーっ!いっせーの、せっ!」 ばしゃっと水に顔をつける麻由。しかし、私はと言うと…。 一向に顔をつけない私を不思議に思ったのか、麻由は顔を上げて私を見つめた。