「明日から毎日、昼休みだけでいいから私をA組校舎に入れて欲しいの!」

「…なんで。」

「今日の見たでしょ?麻由が心配…って、あーっ!慶人くんは大丈夫だったの!?」

私が急に大声をあげるから、慶人くんは顔をしかめた。

「やめろ、傷に響く。」