あたしは……


何をしたいんだろう。


毎日、毎日、


雄也と一緒にいて


雄也といないときには


異常な束縛から


解放された気分になって


夜の街へと消えていく


初めはあんなに


心地よかった愛なのに


自由を奪われるあたしは


次第に雄也といることが


息苦しくて、


外に刺激を


求めるようになっちゃって


「雄也も遊んでるし」


そう簡単に思っていた。


きっといつからか、


お互い少しづつ


変わっていったんだよね。


同じことを


繰り返す日々の中で。




あたしは何をしたいのか


わからなかった。