全開にされている扉の前で携帯を手に持ち番号をうつ
「110」
まだ、かける必要がない
「これでいいのよね。ねぇ‥?」
弱々しく言う僕の母
「許してくれ」
少し笑いながら僕の父は言う
「あなたを愛しているわ」
もう、終わりかな
「110」
まだ、かける必要がない
「これでいいのよね。ねぇ‥?」
弱々しく言う僕の母
「許してくれ」
少し笑いながら僕の父は言う
「あなたを愛しているわ」
もう、終わりかな