檻の中の姫

コイツまぁまぁ頭いいんだ。





「それは大丈夫だ。


パスワードがある。」





「パスワード?」





パスワードを聞いて何かを期待していたユリア。





「確か、泥棒だったかな?」





「泥棒????」





キョトンとしたユリア。





「お前信じてないだろ?」





セイは疑い深い目でユリアを見る。





「そ、そんなことないもん。」