ユリアはなんとなく少年が言うアイツとはさっき言っていた友だと思った。
「逃げれるの?」
だって普通に考えて
こんなに囲まれてるのに。
「お前忘れてねぇか?
俺、術が使えんだぞ。」
その手があったか!!と内心思った。
「早く使ってよ。」
「でも、今はダメなんだよ。」
「なんでよ!?」
「逃げれるの?」
だって普通に考えて
こんなに囲まれてるのに。
「お前忘れてねぇか?
俺、術が使えんだぞ。」
その手があったか!!と内心思った。
「早く使ってよ。」
「でも、今はダメなんだよ。」
「なんでよ!?」



