檻の中の姫

「この世界のヤツにとって人間は餌だ。


お前の甘い匂いを嗅ぎ付けてやってくる。


だから、お前を俺の友人に預ける。」





友人って・・・





「その人もモンスターなの?」





「まぁそうだが、信用できるヤツだ。」





この人の友達かぁ~





「あの、あなたの名前は?」





ユリアはずっと聞きたかった





「俺の名前は・・・・」