「要するに、5代前のお父さん」 「さよう、そういう事じゃ」 そう言う爺さんは何故か偉そうに両手を腰に当ててふんぞり返っている。 「その、爺さんが、なんで今になって…やっぱり出て来てんじゃない」 あたしは、急にパニックに陥りそうに成ったが爺さんが直ぐに答えた。 「なに、あんたが使った呪術があんまりにも、お粗末だったから、ちょっと助け てやろうかと言う親心じゃよ。感謝せいよ」 あたしは花瓶を投げつける構えのまま考えた。