私と憂は岩場の影にやって来た 「誰もいないなあ。」 「うん…ねぇ憂 まだ怒ってる?? ゴメンね私が海なんて 言わなかったら、 憂、あんな事言わなくて よかったのに…… 」 柚架の目からは大量の 涙が溢れだしていた。 すると憂は優しく抱き締めてくれた。 「俺、柚架に泣いて欲しくない… 柚架には笑顔が似合ってるよ。」 優しい言葉で慰めてくれた そして 『愛してる』 と何度も繰り返し言いあった