もう警察にでもなんでも連れてってくれ!! 心の中でそう叫んでいた。 しかし、僕が予想していた展開と全く別の事が起こった。 「…大丈夫かい?」 僕の頭上から優しく深い声が聞こえた。 まさか僕に話しかけてくれたのだろうか。