先生、ずっと愛してる。

それから、夜の海に向かって出かけた。




車でも2時間かかる遠い所。




近くにも海はあるけど…やっぱり人目が気になるから。




久しぶりのデートだから、人目も気にせず思いっきり楽しみたい!!




「先生…ゴメンね。ずっと運転するの疲れるよね?」




「全然!彩音のためだったら、どこまででも連れて行くよ」




そう言って、ニッコリ笑う。




ほんと…私にはもったいないくらい…




最高の彼氏。




どうして…私なんか好きになってくれたんだろ?




あんなに、教師なんか毛嫌いして愛想笑いもできなかったのに…




生徒として、いい所なんて1つもなかったのに…




「先生は、いつから私の事好きだったの?」




「入学式の時…一目惚れしたんだ」




入学式って…そんな前から?




何か先生と関わったかな?




全然、覚えてない…




「入学式の時、代表で挨拶読んだだろ?あの時から目が離せなかったんだ」




緊張した事だけは、覚えてるんだけど…




「この前まで、中学生だった子に一目惚れとかありえないって自分の中で気持ちを抑えてたんだけどな。無理だった。知らなかっただろ?」




「うん…」




「なぜか、田上にはバレてたけどな」




そうだった…梨華は知ってたんだよね。




全然、気づかなかったし…