「ウルフが動き出してる。
派手なことはするな。
慎重に調べろ」
ザワザワ
「静かにしろ。わかったな」
「「「はい。」」」
歩と美桜が喋って解散した。

「美亜。帰るか」
後ろで退屈そうにしてる美亜に声をかけた。
「うん。ヘルメット陸から貰ってくる」
そう言って陸のとこにいった。
「蓮にぃマジだね」
「うっせー。」
美桜はニヤニヤしながら聞いて来た。
「これで杏菜チャンも安心だね」
いい年越えたババアのことチャン付けで呼ぶなよ。
「ぜってぇ言うな。」
マジありえねー
「大丈夫だよ。彼女になったらちゃんと紹介しなよ」
喋っていたら、メットを持った美亜がいた。
…ん?なんか様子が変?
「どうした?」
「えっと…陸が送ってくれるから、帰るね」
そう言うと、走っていってしまった。
意味わかんねぇ
「なるほどねー。
ったくめんどくせーな。
蓮にぃちゃんとしろよ」
ハァ!?
「おい。どーいう意味だよ」
全くわかんねぇし。
「ハァー。説明すんのもめんどい。
さっさとコクれバカ!」