下から持って来たオムライスを食べた。
「ふぅ~食った食った。」
やっぱウメーな。
「皿洗って来るね。」
「おぅ」
すると、急に美亜が立ち出した。
「私も手伝うよ。」
「いいよ。座ってて。美亜にはそんなことやらせないから」
当たり前だろ。
「でも美桜チャンは作ってくれたし。
片付けぐらいやらしてよ」
楓達が帰ってきたら面倒だし。
「本当?でも今日はいいよ。」
思ってることが分かったのか部屋から出て行った。
ガチャ
あーあ帰って来た。
「「ただいま~」」
でっけー声を出してるバカが…
美桜となんか喋ってる。
あいつらお袋に言うからな~。
「はーにぃ!!ちょっと来て~!」
下から美桜が呼んだ。
隼人はめんどくさそうに部屋から出た。
「誰か帰って来たの?」
「双子の弟達。」
可愛い顔して女遊び酷いからなー。
「弟いたんだ…。」
そーいえば言ってなかったな。
深く聞かれても困るし。
ガチャ
「蓮にぃ。どうにかしてよ!弟でしょ?」
いきなりなんだよ。
「何がだよ」
意味わからねぇ。
「犯されそうになった」
「ハァ!?嘘だろ!?」
「うん。嘘」
こいつ…真顔で言うなや。
「2人ともボコられて帰って来てんの。手当が大変だったんだから」