さ…最悪。
最悪!
初めて話した人が…
忘れよう。それがいい。
校舎に入って靴を履き
クラス表をみて
軽く小走りで教室に入る。


「おはよ?」
席に鞄を置くと前の席の
女の子に話しかけられた。
「おはよ!」
ニッコリ。


「名前は?あたし七海。よろしくねっ」
「うちは亜璃司。」
ななみちゃんは可愛い!

「ありすか!あたし関西育ちやから関西弁なんよ…可笑しいよね…」
七海は俯きながら言った。

「全然!うちは好きだよ。変に変えることないよ!!!」
私は思ってることを
そのまま言った。

「おーきに!めっちゃ嬉しいわ。アド教えてねッ」

早速友達できた…かな。

にしても隣がいない。
まだ来てないのかな。

しばらくして、
先生が入ってきた。

「入学おめでとう」


なのに隣の席の人は
来なかった。