「わあ、かわい~!着てみていいの?」
闇珠はドレスがいたく気に入ったようだ。
「着てごらんなさい。サイズは合うと思うけど」
「うんっ」
試着室に入る闇珠を見送り、津也は店長に尋ねる。
「しかし結構高いんじゃないすか、あれ」
「心配しなさんな」
ウインクする店長。
「可愛い闇珠が着てくれるんなら、特別価格よ」
言って電卓を叩いて見せる。
「む…確かにかなり値引きはしてあるが…」
提示された金額は儲け度外視だが、それでも津也にとっては二の足を踏むものだった。
「二着でこれは破格よ。あ、そうだ。闇珠ちゃんが看板写真のモデルやってくれたら、もっとおまけしちゃう」
「ん~…それは本人に聞いてみないと」
闇珠はいつまでこの世界にいられるか分からない。
あまり馴染みすぎるのも考えものだ。
闇珠はドレスがいたく気に入ったようだ。
「着てごらんなさい。サイズは合うと思うけど」
「うんっ」
試着室に入る闇珠を見送り、津也は店長に尋ねる。
「しかし結構高いんじゃないすか、あれ」
「心配しなさんな」
ウインクする店長。
「可愛い闇珠が着てくれるんなら、特別価格よ」
言って電卓を叩いて見せる。
「む…確かにかなり値引きはしてあるが…」
提示された金額は儲け度外視だが、それでも津也にとっては二の足を踏むものだった。
「二着でこれは破格よ。あ、そうだ。闇珠ちゃんが看板写真のモデルやってくれたら、もっとおまけしちゃう」
「ん~…それは本人に聞いてみないと」
闇珠はいつまでこの世界にいられるか分からない。
あまり馴染みすぎるのも考えものだ。


