「も、もう!なんで受け止められないのに腕なんか広げたのよ!」
上半身だけを起き上がらせたあたしは、早速お説教だ。
そうしていないと、自分が自分でいられない気がした。
「うん、ごめんね。怪我、ない?」
覗きこんでくるリュウセイの方を心配しなきゃいけないのに、あたしはなんて冷たい女なんだろうか。
リュウセイは、優しすぎる。
だから、女の子に追い回されちゃったりするんだよ。
…だから、
……だから…。
「ヒメリ?」
リュウセイの言葉に、はっと我に返る。
あたしってば、今何を考えていた…?
ものすごくありえないことが頭に浮かんでいた。
絶対に、気のせい!!
そう言い聞かせてあたしはすくっと立ち上がる。
「ほ、ほら、教室帰ろう!」
リュウセイはそんなあたしの腕をくいっと掴んで、覗き込んできた。
「ヒメリ顔赤い?体どっかわるい?」
なんで、オトコなのにまつげがながいのよ。
なんで、オトコなのにそんなにキレイなの?
銀色の前髪が太陽に反射して、キラキラと光ってるように見える。
そんなことを感じるあたしは、もう意地っ張りだらけで汚れてしまってるんだ。
上半身だけを起き上がらせたあたしは、早速お説教だ。
そうしていないと、自分が自分でいられない気がした。
「うん、ごめんね。怪我、ない?」
覗きこんでくるリュウセイの方を心配しなきゃいけないのに、あたしはなんて冷たい女なんだろうか。
リュウセイは、優しすぎる。
だから、女の子に追い回されちゃったりするんだよ。
…だから、
……だから…。
「ヒメリ?」
リュウセイの言葉に、はっと我に返る。
あたしってば、今何を考えていた…?
ものすごくありえないことが頭に浮かんでいた。
絶対に、気のせい!!
そう言い聞かせてあたしはすくっと立ち上がる。
「ほ、ほら、教室帰ろう!」
リュウセイはそんなあたしの腕をくいっと掴んで、覗き込んできた。
「ヒメリ顔赤い?体どっかわるい?」
なんで、オトコなのにまつげがながいのよ。
なんで、オトコなのにそんなにキレイなの?
銀色の前髪が太陽に反射して、キラキラと光ってるように見える。
そんなことを感じるあたしは、もう意地っ張りだらけで汚れてしまってるんだ。


