あたしはどうやらヒロイン向きじゃないみたい。
「あ、謝らないんだからねっ」
本当は分かってる。
ラブレターを渡せなかったのは、リュウセイのせいじゃない。
でもここまで培ったあたしのちっぽけなプライドが、リュウセイを悪者にしてしまった。
後悔ばかりで、何一つうまくいかなくて、なんだか涙が溢れてくる。
そんなあたしのことなんて、全然リュウセイは分かっていない。
「うん、ヒメリは悪くない」
そういって腕を広げたままリュウセイは、苦しいくらいのハチミツスマイルを向けてきた。
「やっぱり……リュウセイのばかっ!」
フェンスから手を離して、リュウセイの腕に飛びついた。
……本当にわかってないんだから。
しかし、考えれば分かることだった。
リュウセイはあたしよりも小さいんだから。
「いったぁ~」
「いててて…」
あたしを受け止めきれず、リュウセイは背中から地面に倒れこんでしまった。
それでもあたしを放そうとはせずにいてくれたことが、少しだけ胸にしみる。
「あ、謝らないんだからねっ」
本当は分かってる。
ラブレターを渡せなかったのは、リュウセイのせいじゃない。
でもここまで培ったあたしのちっぽけなプライドが、リュウセイを悪者にしてしまった。
後悔ばかりで、何一つうまくいかなくて、なんだか涙が溢れてくる。
そんなあたしのことなんて、全然リュウセイは分かっていない。
「うん、ヒメリは悪くない」
そういって腕を広げたままリュウセイは、苦しいくらいのハチミツスマイルを向けてきた。
「やっぱり……リュウセイのばかっ!」
フェンスから手を離して、リュウセイの腕に飛びついた。
……本当にわかってないんだから。
しかし、考えれば分かることだった。
リュウセイはあたしよりも小さいんだから。
「いったぁ~」
「いててて…」
あたしを受け止めきれず、リュウセイは背中から地面に倒れこんでしまった。
それでもあたしを放そうとはせずにいてくれたことが、少しだけ胸にしみる。


