ただ、もう安心しろ、という声が耳に入った
怖いのがなくなり、安堵の涙が出て来た
「泣いちゃいけませんよ。あんたは助かったんだから、ここは笑うとこだ。
――笑わなきゃ、幸せだと実感出来んよ」
膝を折り、私を抱える国本刑事
他の警官に念のために救急車の要請をしていた
理想の父親のようなその顔
頼りがいがある人だ
「どうして……ここに……」
疑問を言う
来てくれたのは嬉しかったけど、国本刑事がここにいる理由が分からなかった
疑問を聞いたその人は、口端を軽く綻ばせて答える
「なに。たまたま武装した部下たちと飲みに行こうと、偶然にもここを通ったんだがな。
どうにも私の警官魂が、きな臭い雰囲気を感じ取って。いざ来てみれば、多分ここに藤堂さんがいると何だか知りませんが感じ取り。
そうして突入した訳ですよ。ここに私が救わなければならない命があると、私の勘が教えてくれたんだ」
怖いのがなくなり、安堵の涙が出て来た
「泣いちゃいけませんよ。あんたは助かったんだから、ここは笑うとこだ。
――笑わなきゃ、幸せだと実感出来んよ」
膝を折り、私を抱える国本刑事
他の警官に念のために救急車の要請をしていた
理想の父親のようなその顔
頼りがいがある人だ
「どうして……ここに……」
疑問を言う
来てくれたのは嬉しかったけど、国本刑事がここにいる理由が分からなかった
疑問を聞いたその人は、口端を軽く綻ばせて答える
「なに。たまたま武装した部下たちと飲みに行こうと、偶然にもここを通ったんだがな。
どうにも私の警官魂が、きな臭い雰囲気を感じ取って。いざ来てみれば、多分ここに藤堂さんがいると何だか知りませんが感じ取り。
そうして突入した訳ですよ。ここに私が救わなければならない命があると、私の勘が教えてくれたんだ」


