ヤンデレ彼氏とコタツでみかんな部屋

そこで思った


激痛とは、人間がもっとも嫌う感情だ


それをしてでも私は彼の血肉になりたいと思うなら


――ああ、私はそこまで彼を愛していたんだ


「好きです。だから、私が起きている時に」


最高の愛を見せて下さいと言った


そこで、彼の抱きしめる力が強くなる


分かった


言葉なくともその温もりが私にとっての『安心』を伝えてくれた


安心、したんだ

そうして彼の腕の中で眠れる


起きた後のことを思うと、胸が躍る


幸せなものに包まれながら意識を閉じた


「愛しています、楔さん」


この嬉しさをくれる彼にそう言った


「俺もだ。――愛している」


返ってきた言葉がそれだった


どこか恥ずかしげな『愛している』