ヤンデレ彼氏とコタツでみかんな部屋

彼が戻ってきてくれた


涙を流して、彼に包まれる


「クル、クルキ、さん……!」


「ごめんね、怖い思いをさせて。もう俺は離れないよ。ずっと彩芭と一緒にいてあげるから」


私の気持ちを踊らす一字一句


嬉しいと、ずっと一緒にいてと言おうにも

未だに瞼が重いまま

意識がもうろうとする


寝たくはない
寝たらまたクルキさんがどこかに行ってしまいそうで


行かないでと、私はその体を掴んでなきゃいけないのに


「も、う……。はなれ、ないで……」


「離れないよ。一生、永遠に。――愛しているよ、彩芭」


愛している

それが子守歌にでもなっているのか、体の力が一気に抜けた


安心、したんだ

その言葉を聞けただけで私は幸せになれるのだから