「俺は何もしていない。」 まるで尋問されている気分だった。 でも今はそんなことを気にしている暇なんかなかった。 気がつけば俺の胸ぐらが掴まれていた。 いきなりの雅人の行動に俺は驚きを隠せない。 「じゃあどうして今日の朝、姫菜ちゃんは俺にビクついてたんだよ。」 その瞬間俺は驚いた。 まさかと思っていたことが雅人の目にも映っていたみたいだ。 「答えろよ。」 だんだんと雅人の掴む力が強くなってくる。 息が苦しい。 俺の様子に気づいたのか雅人の掴む力が弱まってきた。