なんかすごく変な気分になっていた。
《稜哉みたいに人のことをちゃんと見ている人ってなかなかいないよね?
しかもちゃんと私のことを考えていてくれたんだ。
そういう人がいてくれるのってすごく幸せなことなんだよね?
今まで私のことを真っ正面から見てくれているのってママと明日香くらいだと思ってた。
でも私の気づかないうちに稜哉もちゃんと見てくれていたんだ。
稜哉って意外と遠くにいるようで近くにいたんだ。》
そう思うと嬉しくなった。
《私も稜哉のことちゃんと見ていこう。》
今日初めてそう思えた。
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