「俺姫菜に応援してもらった時すごく嬉しかった。さっきは強がって言えなかったけど………… ありがとな。」 「稜哉?」 耳元で姫菜が俺の名前を呼ぶ。 「はっきり言って俺、姫菜が言ってほしいと思ってる答えを言ってあげられることできないから。」 俺は姫菜から離れた。 「なんで?」 姫菜は顔を真っ赤にしながらぽかんといる。 「だって俺姫菜でも雅人でもねーもん。」 「そんなの知ってるよ!!」 姫菜がほっぺを膨らませながら言う。