「え〜…では次に、新任の先生の紹介です。」


雪乃と話をしていたらいつの間にか校長の話は終わっていた。


私と雪乃は相変わらずおしゃべりを続けていた。



「あの一番右にいる先生めちゃくちゃカッコイイよね?」


「うん!私もそう思ったぁ!」


まわりの子たちの会話が耳に入ってきた。


私は何気なく新任の先生がずらりと並ぶ体育館のステージをみた。




そこで私の目に飛び込んできたのは――…