『んー忘れた』 『忘れんな!このアホ陸!』 『なんだと鼻毛結衣!』 とっさに陸が言い返してきた。 『お前ら低レベルすぎ』 悟にそう言われ、私達は猛烈に情けない気分になった。 私、お客によくかわいいって言われるけど 噂になるほどかわいいわけないか…… そう思うと悲しくなった。 『とりあえず今日はもう暗くなって来たから解散だなー』 私らはチャリに乗って帰って行く。 海とは家が近いのでいつも途中まで一緒に帰る。 私はすぐさま海を怒った。 『なんでさっき女将の話をだしたのよ!』