鬼畜な俺様執事



だから、と父は続ける。



まるで私に懺悔するかのように。



「執事として雇ったのも、あの事件で大変な思いをしただろうからだった。

私に出来ることは何でもしてやりたかった。

でもその結果、お前たちを傷つけてしまった……

本当にすまない」



父は私に向かって頭を下げた。



やめて。

私がして欲しいことは、そんなことじゃない……