朝ご飯を終えたので、私は部屋へ戻ることにした。 数歩離れて岡谷さんがついてくる。 屋内ならば、ボディーガードはいらないと思うんだけど…… 私が部屋の前についた時、彼女は言った。 「お出掛けの際は、お声掛け下さい。 お部屋から出る時は、必ずお供するよう、いいつかっておりますので」 言葉は丁寧だが、有無を言わせない強い口調に、私は頷くしかなかった。