朔夜は言った。 「綾香。 俺の心をくれてやる」 私はやっと手に入れた。 そして孤独を手放した。 ばいばい。 もう二度と会うことはないね。 だって私には朔夜がいるから。 朔夜がいてくれるから。 もう、一人じゃないから。