私は真っ直ぐに朔夜を見つめた。 ここで朔夜の手を離しちゃいけないと思った。 私、わかったんだよ。 朔夜が私の孤独に気が付いたのは、 朔夜も孤独だったからなんだね…… 忙しい両親。 マスコミに追われ、息を潜める生活。 遠ざかっていく安穏。