太陽はすでに、傾いているけど、 空も雲も、寄せては返す波の動きさえも、 今の私には、幸せな出来事に思えてきて・・・。 いつまでも、 この幸せが続きますように・・・。 私は、清の腕の中、この幸せを噛み締めた--。 ずっと ずっと 永遠に・・・。 波がザブンと、大きく一つ、私たちに祝福をおくった。