着替え終わると、上から洋服を羽織った。
どこまで行くのかな?
「ひかり~!着替え終わったら来いよ!」
しばらくすると、清の声が聞こえて、意味不明のまま部屋を出る。
と、なにやら、水音がしてる・・・けど?
水音につられて、そっちに歩いていくと、清が手招きをしている。
非常に、嫌な予感がした。
こういうときの予感は、なぜか100%の確立で当たるから本当に不思議だ。
「ほら、来いよ!」
清が、躊躇する私の手首を強引に引いて着いたところは・・・。
「ようこそ、我が家の風呂へ。今日だけプールとして、貸してやる。」
楽しみにしていたのに、これかぁ、とため息混じりにつぶやこうとして、
周りをよく見ると、いつもと雰囲気が違ってる事に気づいた。


