『私も歩けばイケメンにあたる♪』


今、

私の頭の中を100%占めていた人物・・。


「何、お前。覗きか?」


こんなこと、前にもあったような気がする。


って、ちょっと待って、

ここは、お風呂場で・・。

私は裸で。
当然向こうも裸なわけで。


目が合って数秒、
見ちゃいけないと思うのに、
私の視線は、下へ下へと落ちて・・。



「ぎぃやぁ~!!!!!!」



耳をつんざく私の悲鳴が、
水沼家の浴槽に響き渡った。