「良かったね、ひかり。」 私が見てもいいと言って、 手渡した手紙を読んだ栞は、 私が泣いてるのを見て、 一緒に涙目になってる。 「雅のいない高校では、 私がひかりを 守ってあげるから!」 「なんか、 男の子の台詞だよ、それ。」 私が、 ふっと微笑むと、 栞も 私の目を にっ、と 見つめ、 その1秒後、 二人そろって、 大笑いした。 友達って、 最高だね!