macaron-マカロン-   *イケメンアイドル's Love life*

一瞬、思考が止まったカイに、アキラが素早く対応した。


「仲良いんですよ。ウチのマネージャー、皆川さんのマネージャーでもあるんで。昨日は仕事の打ち合せを兼ねて、一緒に食事したんです。」


食事を作りに来てもらっているなどと、子供じゃあるまいし言えない。事務所からも、変な噂や誤解が立つと面倒だから周囲に言わないようにとも言われている。


アキラは内心冷や汗をかきながら、この場を切り抜けた。


「へぇ、良いなぁ。今度俺も誘ってよ。」


この会話はもう終わったと油断していたアキラは、必要以上に動揺した。


「ええ!?あ、いや。大歓迎ですよ!来て下さい!」


良一は、テンパるアキラを見て可笑しそうに笑った。その姿を見て、アキラは再び胸を撫で下ろした。


その時、良一の目が一瞬妖しく光った事に、気付く者は誰もいなかった。