さすがにブラの催促はできないので、スースーする胸をおさえてそろりそろりとリビングに向かった。


ドアをそうっと開けてみるとそこには進藤くんの姿はなかった。


2階…かな?


じっとしていられるタチではないので、ちょっとした冒険心で階段を上って行った。


ドタッ


「んぎゃっ」


階段を上り終わる前にジーンズの裾につまずいて転んでしまった。


それと同時にドアが開く音がして進藤くんの足音が近づいてきた。


「どうしました!?」


だっっ 半裸!!?


「やっ ちょっ 上着てよ!アホッ」


「失礼。着替えていたもので。けがはしていませんか?」


「してないよ!いいから早く着てよもうっ」