日直当番

進藤くんの目線は永井さんに注がれた。


永井さんの身体が硬直するのが分かった。


その姿を見るだけで私の胸はますます苦しくなる。


「えっと…」


言葉に詰まる永井さん。


みるみるうちに顔が紅潮し、目が泳ぐ。


なんてタイミングに来てしまったんだ私は。


その先を聞きたいような聞きたくないような。


その場を離れたいのに、足が動きたくないって言ってる。


私はその場にうずくまって耳をふさぎ、目をつむった。


「僕、飲み物買ってきますね」


少しの間があって進藤くんの声が聞こえた。


椅子を引く音が聞こえて、進藤くんの足音が近づいてくる。


やば、どうしよう逃げなきゃ!


えっとえっとえっと――――


「ギャフッ」