永井さんは進藤くんの隣の席に机をくっつけて座っていた。
進藤くんの隣の席。
それは私の席。
そこ私の席だよ!!座んないで!!
って、思わず叫びたくなった。
なんだこのかんじ。
ふたり以外は誰もいない。
自然と耳にふたりの声が入ってくる。
「…これは公式を使って解くんです。教科書で言うと……」
永井さんはぺらぺらと教科書をめくる進藤くんの顔をじっと見つめる。
「ねぇ進藤くん」
「はい」
「あのさ、私思うんだけど…」
「なんですか?」
進藤くんは教科書に視線をやったまま答えた。
「私ね、進藤くんが…」
永井さんはためらいがちに間を空けた。
「僕が何か?」
進藤くんの隣の席。
それは私の席。
そこ私の席だよ!!座んないで!!
って、思わず叫びたくなった。
なんだこのかんじ。
ふたり以外は誰もいない。
自然と耳にふたりの声が入ってくる。
「…これは公式を使って解くんです。教科書で言うと……」
永井さんはぺらぺらと教科書をめくる進藤くんの顔をじっと見つめる。
「ねぇ進藤くん」
「はい」
「あのさ、私思うんだけど…」
「なんですか?」
進藤くんは教科書に視線をやったまま答えた。
「私ね、進藤くんが…」
永井さんはためらいがちに間を空けた。
「僕が何か?」


