それからというもの、進藤くんのズボンのチャックのときと同様、永井さんの視線の先が気になって仕方なくなってしまった。
(ちなみに進藤くんのズボンのチャックはその後自分で直したらしい)
「捺乃、何見てんの?」
由理の声で我に返ったかと思うと箸にはさんでいたウィンナーを床に落としてしまった。
「あー!」
お昼休みのざわついた教室に私の声が響いた。
「おいうっせーぞ神崎。ウィンナーでも落っことしたか」
皆川が焼きそばパンを片手に私たちのところにやってきて、近くの空いている椅子に座った。
「マジで落っことしてっしな。食っちゃえ。3秒ルールだ」
「ヤダよ汚い」
私は落ちたウィンナーをティッシュに包んで拾い上げた。
「ねぇ捺乃、さっき何見てたの?」
顔を上げると由理が真顔で私に尋ねた。
私は返答に困って少しの間宙を見上げた。
「ねぇ進藤くん、ちょっといい?」
!!
(ちなみに進藤くんのズボンのチャックはその後自分で直したらしい)
「捺乃、何見てんの?」
由理の声で我に返ったかと思うと箸にはさんでいたウィンナーを床に落としてしまった。
「あー!」
お昼休みのざわついた教室に私の声が響いた。
「おいうっせーぞ神崎。ウィンナーでも落っことしたか」
皆川が焼きそばパンを片手に私たちのところにやってきて、近くの空いている椅子に座った。
「マジで落っことしてっしな。食っちゃえ。3秒ルールだ」
「ヤダよ汚い」
私は落ちたウィンナーをティッシュに包んで拾い上げた。
「ねぇ捺乃、さっき何見てたの?」
顔を上げると由理が真顔で私に尋ねた。
私は返答に困って少しの間宙を見上げた。
「ねぇ進藤くん、ちょっといい?」
!!


