それから今日一日進藤くんのズボンのチャックが気になって気になって仕方がなかった。
授業中や廊下ですれ違ったとき、進藤くんのチャックが開いてないかどうか確認しては勝手にホッとし、開いていたら「ドンマイ進藤くん…」と心の中で呟いていた。
「いちいちファスナー見るのやめてもらえますか?」
「え、バレた?」
自分の机でちらちらと隣の進藤くんのズボンのチャックを見ていたら言われてしまった。
「おかげで開いているのに気づかされますが」
「じゃぁいいじゃん」
「しかし見透かされているみたいで気持ち悪いです」
「なか、中身まで見えるわけないじゃん」
「当たり前です。中身まで見えたら困ります。僕はそういうことを言っているわけではありあません」
「………開いてるよ」
「ん」
自分の言ったことの恥ずかしさのあまりに席を立ってしまった。
チャックが開いているというのは嘘だ。
授業中や廊下ですれ違ったとき、進藤くんのチャックが開いてないかどうか確認しては勝手にホッとし、開いていたら「ドンマイ進藤くん…」と心の中で呟いていた。
「いちいちファスナー見るのやめてもらえますか?」
「え、バレた?」
自分の机でちらちらと隣の進藤くんのズボンのチャックを見ていたら言われてしまった。
「おかげで開いているのに気づかされますが」
「じゃぁいいじゃん」
「しかし見透かされているみたいで気持ち悪いです」
「なか、中身まで見えるわけないじゃん」
「当たり前です。中身まで見えたら困ります。僕はそういうことを言っているわけではありあません」
「………開いてるよ」
「ん」
自分の言ったことの恥ずかしさのあまりに席を立ってしまった。
チャックが開いているというのは嘘だ。


